ぽたりんぐ記録

自転車を買ったので、出歩いた先などをメモしていくよ。

自転車で会社に行ってみたら意外と行けた

今年の夏は本当に暑かったですね。ようやく涼しくなり、自転車漕ぐとすぐに汗だくってこともなくなったので、一度試してみたいと思っていた自転車通勤をやってみました。本当は自転車通勤はNGで、公共交通機関を使わないといけないってことになっているんですが、まぁいいや。

事前に調べたところ「片道10km程度ならクロスバイクで余裕で行ける範囲」ということが色々なサイトに書いてあったんですが、自宅の東中野から会社の大井町までは約14km。余裕で行ける範囲、かというと少しオーバーしてますね。

bicycle-post.jp

個人の体力にもよると思うので、一概に10km程度が限界ってこともないとは思うのですが。で、結果から言うと

  • 片道14kmちょいの移動にそれぞれ1時間ちょい
  • 往復28km、2時間ほど。体力的に無理ではない
  • が、2時間を自転車漕ぐだけに費やされるのは少し無駄に思える

という感じでした。

 ルートはいつも通り GPS トラッカーで記録したデータを Movescount にアップしておきました。

・往路

www.movescount.com

・復路

www.movescount.com

なんか、復路データの方は X10 から movescount へのインポートに失敗していたようで、データが欠けてますね・・。古い機種だから仕方ないのでしょうか。

ルートですが、行きは東中野から大崎広小路のちょっと先までずっと山手通り、そこから品川区役所方面に抜けて大井町駅の近くまで。抜け道駆使すれば話は別かもしれませんが、普通に走りやすい通りですしほぼ最短ルートではないかと思われます。復路は完全にその逆、です。

出勤時の明るい時間帯はいいんですが、帰り道が完全に夜道なのがやはり慣れないと怖いな、と感じました。暗くて視界が悪いというだけでなく、通りを歩いている歩行者の行動パターンが午前中と全く違うので、日中以上に神経を使うなぁという印象。

  • 酔っぱらい、予測できない動きするから怖い
  • 朝と違って時間に余裕があるからか、歩きスマホ率が朝より多い
  • 犬の散歩している人が多い。ちゃんとリードに光るものを付けてくれている飼い主さん、ありがとう。遠くからでも分かるので助かります
  • てか、都会の全ての犬は夜道で自身が発光するくらいに進化して欲しい

車の運転と同じで、慣れが必要なのかもしれません。最初の頃は「雨の日の運転は怖いなぁ」と感じてたものでしたが、今では雨でも晴れでも意識にはほとんど差がないですし。

それと今回夜道を走ってみて初めて、フロントライトのバッテリーが思っていたよりも持たない、というのが分かりました。カタログとかには「一番明るい400ルーメンで使用して1時間持つ」って書いてありますが、フル充電状態で3番目に明るい75ルーメンの設定で使用していても、50分程度経過したあたりでバッテリーインジケーターが残り50%以下になったことを示すオレンジに変わっていました。軽量コンパクトなので気に入ってますが、長時間使うのであれば Flash モードに切り替えて使うなど工夫しないとダメそうですね。夜道を2時間以上走ることは恐らくないと思いますが、うっかり遠出なんかしちゃった場合は時間に余裕を見て家に帰り始めないと、途中でバッテリーが切れちゃうかもしれないです。

非常用に単三電池が使える前照灯を用意しておく、とかも対策になりそうな気がしますが、それは遠出を計画する時に考えることにしましょう。

で、2時間を移動で費やしてしまうことに関しては、少し無駄かなとも思ってしまいました。電車を使えば乗り換えの時間も込で片道40分程度の通勤時間なんですが、乗車している間は Kindle で読書したりスマホでニュースを見たり音楽を聞いたりゲームをしたり、とそれなりに有意義に時間を使えるのですが、自転車漕いでいるとそういった事が全てできない。

例えばこれがもう少し慣れてきて、「普段はあまり見られない景色をゆっくり眺めながら出勤」「自転車じゃないと行きづらい所にふらっとよって帰る」みたいなことができるくらいに心の余裕が持てるようになれば、感じ方も変わってくるかもしれないな、とは思いますが、初回なんでそういうのは無理でしたね。何しろどのくらい時間が掛かるか読めないから、遅刻しないように定時の約2時間前に出発しましたからw

だいたい片道1時間ちょい、ってのが判明したので、次にやるとしたら帰りにどこか立ち寄ってみる、てのを楽しみにしてみようかと思います。

でも酒は飲めないんですよねぇ。